3Dフィギュアを作成するには?自作から依頼まで方法と費用を徹底解説
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- 2025年12月26日
- 読了時間: 9分

結婚式や子どもの記念日に、思い出を写真だけでなく立体で残したいとお考えではないでしょうか。また、好きなキャラクターや愛するペットのフィギュアを自分で作ってみたいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし3Dフィギュア作成には「自分で作れるのか」「業者に依頼すべきか」「費用はどれくらいか」といった疑問が多く、何から始めればよいか迷ってしまうものです。
そこで本記事では3Dフィギュアの作成方法を初心者にもわかりやすく解説します。3Dプリンターでの自作から3Dスキャンサービスの利用まで、それぞれのメリット・デメリットや料金相場を詳しく紹介しますので、あなたに最適な3Dフィギュア作成方法がきっと見つかるはずです。
3Dフィギュアとは?基礎知識と魅力
まずは3Dフィギュアの基本的な知識から説明します。従来のフィギュアとの違いや、どのような活用ができるのかを理解することで、自分に合った作成方法を選びやすくなるでしょう。
3Dフィギュアの定義と特徴
3Dフィギュアとは、3Dデータをもとに3Dプリンターで造形された立体的な人形のことです。従来の量産フィギュアと異なり、オーダーメイドで一つひとつ作られるため世界に一つだけの作品になります。
最大の魅力は、写真では表現できない「立体感」と「存在感」を残せる点にあるでしょう。360度どの角度からも鑑賞でき、まるでその瞬間が目の前に蘇るような体験ができます。さらにフルカラー3Dプリンターを使えば、服装や表情まで忠実に再現可能です。
3Dフィギュアでできること
3Dフィギュア作成の用途は実に多彩です。人物フィギュアでは結婚式や七五三などの記念撮影をそのまま立体化できます。また愛するペットの姿も3Dスキャンで残すことが可能です。
オリジナルキャラクターや企業マスコットの立体化にも活用されています。さらに個人利用に限れば、アニメやゲームのキャラクターフィギュアを作成することもできるでしょう。ただし著作権には十分な注意が必要です。
3Dフィギュア作成の3つの方法

ここからは具体的な作成方法を3つご紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分の目的や予算に合った方法を選びましょう。
3Dプリンターで自作する
まず一つ目は、自分で3Dプリンターを使って作成する方法です。この方法の最大のメリットは、デザインの自由度が高く好きなだけ作れる点にあります。特に複数体制作したい場合は、1体あたりのコストを大幅に抑えられるでしょう。
ただし3Dプリンター本体の購入費用が数万円から10万円以上かかります。加えてモデリングソフトの使い方を習得する必要があり、初心者には少しハードルが高いかもしれません。趣味として長く楽しみたい方や、技術を学びたい方に向いている方法といえます。
3Dスキャンサービスを利用する
二つ目は、専門店舗で3Dスキャンを受けてフィギュアを作成してもらう方法です。高精度のスキャナーで全身を数秒から数分で撮影し、そのデータから自動的にフィギュアが作られます。
技術や知識が一切不要で、誰でも手軽に利用できる点が大きなメリットです。子どもやペットも撮影できるため、大切な家族の思い出を形に残せるでしょう。料金は6,000円から30,000円程度が相場となっています。
写真やイラストから制作依頼する
最後が、写真やイラストを業者に送って3Dデータを作成してもらう方法です。
キャラクターイラストの立体化にも最適でしょう。ただし3Dデータの作成に時間がかかるため、納期は1〜3ヶ月程度必要です。費用も数万円から300,000円と幅があり、サイズやクオリティによって変動します。
自分で3Dフィギュアを作る手順
ここからは自作に挑戦したい方向けに、具体的な制作手順を解説していきます。必要な機材や予算についてもご紹介しましょう。
3Dデータを準備する
3Dフィギュア作成の第一歩は、3Dデータの準備です。データ作成には主に4つの方法があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
3DCADソフトでモデリング
3DCADは寸法を正確に設計できるソフトウェアです。Fusion360やTinkerCADなどが代表的で、シンプルな形状のフィギュア作成に向いているでしょう。
3DCGソフトでモデリング
より複雑で滑らかな曲面を表現したい場合は、3DCGソフトがおすすめです。Blenderなどが有名で、アニメキャラクターのような有機的な形状を得意とします。ただし操作習得には時間がかかるため、本格的に取り組む覚悟が必要です。
3Dスキャナーでデータ化
既存のフィギュアや実物からデータを作りたい場合は、3Dスキャナーが便利です。最近ではスマートフォンアプリでもスキャンできるようになりました。複製やリモデルに適した方法といえるでしょう。
無料配布サイトからダウンロード
Thingiverseやニコニ立体などのサイトでは、無料の3Dデータが多数公開されています。手軽に始めたい方にはこの方法が最適です。ただし著作権や利用規約を必ず確認してから使用しましょう。
3Dプリンターで造形する
3Dデータが準備できたら、次は実際の造形作業に入ります。まずスライサーソフトで3Dデータを3Dプリンターが読み込める形式に変換する必要があります。
この際にサポート材の配置や造形の向きを設定することが重要です。特に顔などの重要な部分が下向きにならないよう注意しましょう。設定が完了したら3Dプリンターにデータを送り、造形を開始します。造形時間はサイズによって数時間から数十時間かかる場合もあります。
後処理と仕上げ
プリントが完了したら、サポート材を丁寧に取り除きます。ニッパーなどの工具を使い、慎重に作業を進めましょう。その後ヤスリで表面を滑らかに整えていきます。
最後に塗装やコーティングを施せば、より美しい仕上がりになるでしょう。フルカラー3Dプリンターを使用した場合はこの工程は不要です。
自作に必要な機材と予算
自作に必要な初期投資は、3Dプリンター本体で数万円から数十万円程度です。加えてモデリングソフトの費用がかかる場合もあります。無料ソフトを選べばこの部分は削減可能です。
材料費は1体あたり数百円から数千円程度でしょう。後処理用の工具類は数千円で揃えられます。
3Dスキャンで簡単にリアルなフィギュアを作成

技術や機材を持っていない方には、3Dスキャンサービスの利用が最も手軽な選択肢です。ここではその仕組みと注意点をご紹介します。
3Dスキャンサービスの仕組み
3Dスキャンサービスでは、専用のスキャナーを使って対象を全方位から撮影します。撮影時間はわずか数秒から数分程度です。取得したデータはAI技術と職人の手作業で修正され、精度の高い3Dモデルが作成されます。
その後フルカラー3Dプリンターで出力し、約1ヶ月で完成品が自宅に届く流れです。撮影から完成まですべてワンストップで対応してもらえるため、初めての方でも安心して利用できるでしょう。
撮影時の注意点
3Dスキャンを受ける際には、服装に注意が必要です。光沢のあるエナメル素材や透け感の強いシースルー素材は、スキャナーが正確に読み取れない場合があります。
ポーズについても考慮が必要です。片足立ちなどバランスの悪いポーズは、フィギュアの安定性が低くなります。両足をしっかり開いた姿勢がおすすめです。また20cm以上の大きな小道具を持つ場合、追加料金が発生することもあります。
写真やイラストから3Dフィギュアを作る方法
遠方で来店が難しい方や、イラストを立体化したい方には制作代行サービスがおすすめです。この方法の詳細を見ていきましょう。
写真から作成する場合のポイント
写真から3Dフィギュアを作る場合、複数の角度から撮影した写真があると精度が上がります。正面だけでなく、側面や背面の写真も用意しましょう。
スマートフォンで撮影した写真でも制作可能です。ただし手ぶれやピンボケには注意が必要で、できるだけ鮮明な画像を提供することが重要になります。高画質カメラで撮影すれば、より細部まで再現されたフィギュアが完成するでしょう。
イラストから作成する場合のポイント
イラストから3Dフィギュアを作る際は、正面・側面・背面の資料があると理想的です。3Dモデリングの専門家が、これらの資料をもとに立体データを作成します。
オリジナルキャラクターや企業マスコットの立体化に最適な方法といえるでしょう。ただしデータ作成に高度な技術が必要なため、費用は比較的高めになることもあります。
3Dフィギュア作成でよくある失敗と対策

初めて3Dフィギュアを作る際は、いくつかの失敗例を知っておくと役立ちます。事前に対策を講じることで、満足のいく仕上がりを実現できるでしょう。
データ不備でプリントできない
3Dデータに穴あきや自己交差などのエラーがあると、プリントが失敗します。この問題を防ぐには、スライサーソフトでエラーチェックを行うことが重要です。エラーが見つかったら、モデリングソフトで修正しましょう。
サポート材の跡が残る
サポート材を付ける位置が不適切だと、重要な部分に跡が残ってしまいます。顔などの目立つ箇所は下向きにせず、背面や底面にサポート材が付くよう設定を工夫しましょう。
色の再現性が低い
単色の3Dプリンターでは、後から塗装する必要があります。フルカラー3Dプリンターでも、写真と完全に同じ色にはならない場合があることを理解しておきましょう。色にこだわる場合は、サービス提供者にサンプルを確認することをおすすめします。
著作権と法律の注意点
3Dフィギュア作成では、法律面での注意も必要です。トラブルを避けるため、基本的なルールを押さえておきましょう。
個人利用の範囲
好きなキャラクターのフィギュアを自宅で楽しむ分には、一定の規制はあるものの基本的に問題ありません。ただしSNSへの投稿や販売は著作権侵害にあたる可能性があります。個人的な鑑賞の範囲に留めることが安全です。
作ってはいけないもの
法律で禁止されているものを3Dプリンターで作ることは犯罪です。銃器などの武器類、紙幣や硬貨などの通貨は絶対に作ってはいけません。また他人の顔を本人の許可なく立体化することも避けるべきでしょう。
3Dフィギュアの活用シーン
3Dフィギュアは様々な場面で活用できます。具体的な活用例をいくつかご紹介しましょう。
記念品やギフトとして
結婚式のウェルカムドールとして新郎新婦のフィギュアを飾れば、ゲストに強い印象を残せます。七五三や成人式の記念にもピッタリです。還暦祝いや退職記念として贈るのも喜ばれるでしょう。世界に一つだけのオリジナルギフトとして、大切な人への特別なプレゼントになります。
ビジネスでの活用
企業のマスコットキャラクターを立体化すれば、展示会やイベントで注目を集められます。ノベルティグッズとしても効果的でしょう。受付に飾れば、来客者の印象に残るブランディングツールになります。
あなたに最適な3Dフィギュアを作成しよう
3Dフィギュア作成には、自作・3Dスキャン・制作依頼の3つの方法があります。手軽さを重視するなら3Dスキャンサービス、コストを抑えて複数体作りたい場合は自作が適しています。
クオリティを最優先するなら、写真やイラストからプロに依頼する方法を検討しましょう。まずは試してみたいという方には、KAEKIのデフォルメ版4,800円からのプランが最適です。
あなたの大切な思い出を、立体の形で永遠に残してみませんか。KAEKIでは原宿スタジオにて、世界に一つだけのオリジナルフィギュア作成をお手伝いしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。






